まいどまいど。映画大好きマンのジョニーです。
映画「スパイダーマンノーウェイホーム」を「TOHOシネマズ 西宮OS」で鑑賞してきたので、早速ネタバレなしでレビューしていきますね。
とにかく「スパイダーマンノーウェイホーム」はスパイダーマン映画史上ぶっちぎりNo. 1で感動できます。
ただ、ぶっちぎりで感動するためには、予習が必須です。
なぜ予習が必須なのか?
スパイダーマンノーウェイホームでは宇宙が複数存在するマルチバースがストーリーの重要な鍵となります。つまりパラレルワールドみたいなものですね。
なので、過去のスパイダーマン全作品で登場していたドクター・オクトパスやグリーンゴブリン、サンドマン、リザードなど元々違う宇宙に存在して物語が進んでいた登場人物が、ドクターストレンジの魔術によって、今回の「スパイダーマンノーウェイホーム」に集結する流れになったのです。
ですので、スパイダーマンノーウェイホームの理解を深めるためにも、予習は必ずしたほうがいいです。
スパイダーマンノーウェイホームのあらすじは?
まず、スパイダーマンノーウェイホームはトム・ホランド氏演じるスパイダーマン作品は必ず全て観たほうがいいです。
映画鑑賞初っ端から「え、スパイダーマンの正体バレてるじゃん」ってなります。
「スパイダーマン:ファー フロム ホーム」を鑑賞済みの方は知ってると思いますが、ヴィラン役のミステリオが死ぬ間際にスパイダーマンの正体を全世界ライブ配信で暴露してしまったのです。
その結果、トム・ホランド氏演じるピーターは日常生活が困難になってしまい、ピーターだけではなく、MJや親友のネッドにまでその影響を与えてしまいます。
罪悪感にかられたピーターはドクターストレンジに「正体がバレる世界に戻してほしい」と頼むのだが…。
という流れで、結果としては時空が歪み、過去のスパイダーマン作品で登場していたヴィラン役の懐かしいモンスターが次々に登場することになったのです。
そこで、ピーターがとった行動とは!?
…
…
…
はい、あらすじはここまでにしますね。
スパイダーマンノーウェイホームはいわは、全スパイーダマンの集大成みたいな作品ですね。
ちなみに、スパイダーマンノーウェイホームの感動を余すことなく全て実感したい方は、youtubeやその他のサイトで口コミや評判を参考にしない方が絶対いいです。
スパイダーマンノーウェイホームは全てのスパイダーマン作品を観て予習すべき!
「スパイダーマンノーウェイホーム」を完全燃焼して観るためには、必ず予習が必要です。
スパイダーマンシリーズ全作品を予習したほうがいいです。
まず、スパイダーマン全作品の時系列とかは以下になります。
監督名・作品名 | 1番目 | 2番目 | 3番目 |
サム・ライミ監督 スパイダーマン | 2002年公開 | 2004年公開 | 2007年公開 |
マーク・ウェブ監督 アメイジングスパイダーマン | 2012年公開 | 2014年公開 | 未制作 |
MCU版 スパイダーマン | 2017年公開 | 2019年公開 | 2022年公開 |
元々、マークウェブ監督のアメイジングスパイダーマン3作目と4作目は公開日も決まっていたのですが、結局打ち切りになりました。その理由は制作元のソニー・ピクチャーズと折り合いがつかないという結果に至ったのです。
というのも、株式会社ソニーの平井社長がアンドリュー・ガーフィールドを日本に招いて「アメイジング・スパイダーマン」の記者会見をしようとしたのですが、ガーフィールドがドタキャンをしたのです。
それが原因ともいわれてますね。ちなみに、グエン役のエマ・ストーンは「アメイジング・スパイダーマン3」以降はもう出ないと話していたそうです…。
初代スパイダーマンとは
第1章は名俳優:トビー・マグワイアの元祖スパイダーマンです。
初代スパイダーマンの作品は2002年〜2007年にわたって3部作で公開されました。
今見ると確かに画質は少し悪いですが、ストーリーの繋がりや濃さでいうと、やはりスパイーダーマンの人気を先駆けたというだけの絶対に見る価値があります!
監督はサム・ライミ氏で、「スパイダーマンノーウェイホーム」の監督でもあります。
だからこそ、初代スパイダーマンの予習は必須不可欠です。
特に、初代スパイダーマンは”マジで演技派揃い“です。
スパイダーマン役のトビーだけではなくゴブリン・ジュニア役のジェームズ・フランコも悪堕ちするときの表情がマジで痺れますね。
また、スパイダーマンノーウェイホームではグリーンゴブリンもヴィラン役として出演していて、初代スパイダーマン同様に、ウィレム・デフォー氏が演じます。
スパイダーマンノーウェイホームでのグリーン・ゴブリンは悪役としてかなり重要なポジションなので、ぜひ初代スパイダーマンを鑑賞したほうがいいです。
アメイジングスパイダーマンとは
アメイジングスパイダーマンは第2章みたいな感じで、初代スパイダーマンをリメイクして少しアレンジした作品になります。
全部で2部作で完結されて、監督はマーク・ウェブ氏で初代とは違う監督になります。
スパイダーマンには恋愛がつきものですが、アメイジングスパイダーマンは特に悲恋に焦点をあててストーリーを描いていますね。
スパイダーマンでありピーター・パーカ役のアンドリュー・ガーフィールドは現実世界でもグウェン役のエマ・ストーンと交際していました。
現在は破局しましたが、youtubeチャンネル「VOGUE JAPAN」にてエマ・ストーンはインタビューで「好きなヒーローは?」と質問された時に、「今でもスパイダーマンよ。」と話していました。
スパイダーマンシリーズ全作品を無料視聴期間内で観れるVODは以下です。
さらにスパイダーマンノーウェイホームを楽しむ方法は?
実は、スパイダーマンノーウェイホームを120%楽しむためには、さらに予習が必要です。
それが海外ドラマ版「デアデビル」と映画「ヴェノム」です。
この2作品を観て、始めてスパイダーマンノーウェイホームを骨の髄まで堪能できたといえるでしょう。
海外ドラマ版「デアデビル」とは
映画版「デアデビル」ベン・アフレック氏が主演で、ストーリーは不慮の事故で盲目になった少年が異常に聴力が発達することで、格闘技術を身につけて、殺された父の仇を打つ目的を果たしつつ夜な夜な悪を懲らしめるという流れになります。
映画版デアデビルは正直、評価もよくなく個人的にもマーベル作品の中でも面白さの順位が低いです。
ただ、、、海外ドラマ「デアデビル」は傑作でした。主人公マット・マードック役のチャーリー・コックス氏の演技は見ものです。
ストーリーだけではなく戦闘シーンもチャーリー・コックス氏が演じた海外版「デアデビル」の方が痛々しさを肌で感じれました。
僕自身マーベル作品はファンなので、全作品を鑑賞済みですが、海外版デアデビルはその中でも中の上位くらいには入りましたね。
ネタバレになるので言いませんが、海外ドラマ版「デアデビル」も予習後に鑑賞すると面白さがさらに倍増しますね。
映画「ヴェノム」も余力があれば鑑賞すべき!
映画「ヴェノム」もマジで面白いです。ヴェノムは元々初代「スパイダーマン3」の中で登場していました。
スパイダーマン3ではヴィラン役がサンドマンとこのヴェノムです。ヴェノムは映画「ヴェノム」と同じように人間に寄生することで、悪さをする生き物で本来ヴィラン役でした。
ですが、映画「ヴェノム」ではトム・ハーディ氏演じるエディ・ブロックに寄生して最初は悪さをするのですが、徐々にエディと意気投合していき、エディとヴェノムは友人関係みたいになります。
ダークヒーローみたいなポジションになったのです。
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アベンジャーズ全作品も予習は必須!
アベジャーズは各マーベル作品で登場するスーパーヒーローやダークヒーローが集結して、ヒーロー同士の各関係性が明らかになりつつヴィランに立ち向かうのですが、アベンジャーズ全作品を通して、その繋がりはスパイダーマンノーウェイホームにも大きな影響を及ぼしていると思いました。
つまり「スパイダーマン・ノーウェイホーム」のシナリオが完成したのもアベンジャーズありきだと思えたのです。「スパイダーマン・ノーウェイホーム」のラストシーンに近いところで、過去を回想するような会話があるのですが、そこでの会話内容がアベンジャーズを鑑賞した人にしか分からない部分もあったので、予習要項としてアベンジャーズをあげました。
スパイダーマンノーウェイホームは確かに集大成ですが、観終わって思ったのはヴェノムとスパイダーマンが今後何かしら関係が密接になっていく可能性があると思ったからです。
これは個人的な予想なので、断言はできませんが、ヴェノムも鑑賞してみることをおすすめします。
余力があれば映画「ドクター・ストレンジ」の予習も!
ドクター・ストレンジは元々、ニューヨークで天才外科として富も名声も持っていましたが、不慮の交通事故が原因で医師として致命傷を負ってしまう。ストレンジ氏はその後、治療法を求め続けた結果、とある魔術師の弟子入りをして、時空を操るような神秘的な力を手に入れることになりました。そこへ、ヴィラン役の暗黒支配者が現実世界にやってきて対峙をするストーリーになります。
ざっくりあらすじを解説しましたが、ドクター・ストレンジは映画「インセプション」が好きな方はハマる確率が高いです。インセプションは夢の世界での出来事をまるで次元や時空が歪むが如くダイナミックな映像美を投映していますが、まさにドクター・ストレンジの世界観も同じになります。
肉弾戦にはない魔術師同士だからこそ繰り出せる戦闘シーンは必見です。見る者全員を惹きつけますね。
スパイダーマンノーウェイホームの最大の魅力!
スパイダーマン・ノーウェイホームの最大の全作品を鑑賞したマーベルファンなら分かる”あのシーンやあの話”が小出し出てきたりします。
映画好きな方は色々な想いを持って映画館や自宅で映画鑑賞をしますと思いますが、今回、スパイダーマンノーウェイホームを鑑賞してて、僕は過去に観たスパイダーマンやアベンジャーズを鑑賞するに至った当時の背景や想い出なども蘇ってきて、ものすごく懐かしみを感じることができました。
元々僕はトムホ・ランドのスパイダーマンはそこまで好きな方ではありませんでした。というのも、トムホ・ランド演じるピーターは今ままでのスパイーダマンよりもシリアスなシーンが少ない感じがしたからです。
ですが、今回の「スパイダーマンノーウェイホーム」でガラッと印象が変わりましたね。トムホの鬼気迫る演技も個人的にはかなりハマりました。
ぜひ、スパイダーマンノーウェイホームを観たい方はスパイダーマンシリーズ全作品の鑑賞をおすすめします。
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