2025年、俺が一番面白かったアニメ・漫画作品はこれだった。
俺だけレベルアップな件は、打ち切りではない。
原作の韓国Web小説は完結済み。
漫画版(ウェブトゥーン)も全179話で完結している。
DUBU氏は最後まで描き切った——逝去されたのは漫画完結から7ヶ月後の2022年7月だ。
打ち切りの真相から最終話の結末、死亡キャラ、3期情報まで——俺レベを語り尽くす。
俺だけレベルアップな件はなぜ「打ち切り」と言われるのか?
3つの理由——全て「誤解」に基づいている
「俺だけレベルアップな件 打ち切り」で検索する人が後を絶たないが、結論から言う。
打ち切りという事実はどこにも存在しない。この誤解が生まれた背景には3つの理由がある。
理由1:DUBU氏の逝去が「作品の終了」と混同された
漫画版(ウェブトゥーン)の作画を担当したDUBU氏は、2022年7月に逝去された。
この訃報が広まったとき、「作画担当が亡くなった=漫画が途中で終わった」という誤解が一気に拡散した。
しかし事実は違う。
DUBU氏は漫画を最後まで描き切った。逝去されたのは完結の7ヶ月後だ。
漫画版は2021年12月に全179話で完結している。
DUBU氏は物語の結末まで描き上げてから旅立たれた。
「未完」という情報は完全な誤りだ。
理由2:原作がWeb小説であることを知らない人が多い
原作はChugong氏による韓国のWeb小説で、2016年〜2018年に連載され完結済みだ。
漫画版(ウェブトゥーン)も2018年〜2021年12月に全179話で完結している。
日本のアニメから入った視聴者は、原作小説や漫画版がすでに完結していることを知らないケースが多い。
理由3:アニメ3期の公式発表がまだない
Season 1(2024年1〜3月)とSeason 2(2025年1〜3月)は放送済みだが、2026年3月時点でSeason 3の公式発表はない。
「アニメが続かない=打ち切り?」という不安が検索行動につながっている。
ただし、原作ストックは十分にあり、制作のA-1 Picturesの体制も継続中だ。
DUBU氏の功績——描き切った人物への敬意
DUBU氏が全179話を描き切ったからこそこの作品は世界に届いた。
圧倒的な画力で「最弱が最強になる」過程を視覚化し、韓国発のウェブトゥーンを世界的なIPに押し上げた功績は計り知れない。
DUBU氏の逝去後、2023年3月からはDISCIPLES氏による外伝コミカライズがピッコマで連載されており、作品の世界は今も広がり続けている。

打ち切りじゃなかったんだ……! DUBU先生、最後まで描いてくれたんだね。
俺だけレベルアップな件のあらすじ|最弱から最強への成長物語
「ゲート」と呼ばれる異次元の通路が世界中に出現し、モンスターが溢れ出す世界。
人類はゲートを攻略できる特殊能力者「ハンター」に頼って生き延びていた。
主人公・水篠旬(みずしの しゅん)は、最弱のE級ハンターとして命がけのダンジョン攻略を繰り返す日々を送っていた。
ある日、二重ダンジョンで瀕死の重傷を負った旬の前に「システム」が現れる。
レベルアップの概念、クエスト、ステータス——旬だけに与えられた特別な力。
ここから「人類最弱のハンター」は、誰も到達したことのない高みへ駆け上がっていく。
主要キャラクター
水篠旬(みずしの しゅん)——主人公。
E級ハンターから影の君主へと覚醒する。
韓国版名はソン・ジンウ。
向坂雫(こうさか しずく)——ヒロイン。
S級ハンターであり、旬の戦いを支え続ける存在。
外伝では旬と結婚し、息子・水篠護が生まれる。
水篠潤一郎——旬の父。
元消防士からS級ハンターへ。
物語終盤で旬を救うために命を懸ける。
後藤清臣——ハンター協会会長。
日本のハンター勢力を率いるが、君主との戦いで命を落とす。
ベル・ベリオン・イグリット——影の兵士たち。
旬が倒した敵を影として従える「影の抽出」で生まれた仲間であり、物語を通じて旬の最大の戦力となる。

イグリットは影の兵士の中でも別格。旬との信頼関係がアツいんだ。
なぜ「ただのチート系ではない」のか
レベルアップ系の作品は数多い。だがこの作品は「強くなって無双する」で終わらない。
水篠旬が手にした力には代償があり、最終的にはその全てを賭けた自己犠牲の決断が待っている。
ただのチート系ではない——自己犠牲というテーマが一線を画する。
バトルアクションの緊張感、シナリオの壮大さ、そして考えさせられる自己犠牲のテーマ。
この三要素が揃っているからこそ、俺は2025年ナンバーワンに推す。
俺だけレベルアップな件 死亡キャラ一覧|誰が、なぜ死ぬのか
俺だけレベルアップな件では、S級ハンターを含む主要キャラクターが容赦なく命を落とす。
ここでは物語に大きな影響を与えた死亡キャラクターを整理する。
主要死亡キャラクターの整理
この作品では「S級=無敵」ではない。最強クラスのハンターですら、君主の前では命を落とす。
後藤清臣(S級・協会会長)——君主との交戦で胸を貫かれ死亡(150話)。
日本のハンター勢力の要だった人物が倒れたことで、物語の緊張感は一気に跳ね上がった。
美濃部剛(S級)——蟻型モンスターの王・蟻王との戦闘で死亡(100話)。
済州島レイドは本作屈指の激戦であり、美濃部の死はその壮絶さを象徴している。
水篠潤一郎(S級・旬の父)——物語終盤、旬を救うために参戦。
神の力の負荷と君主との戦いで消滅した(166話)。父と子の共闘は本作最大の見せ場のひとつだ。
クリストファー・リード(S級・アメリカ)——君主との戦闘で死亡(140話)。
世界最強クラスのハンターの敗北が、君主の脅威を決定づけた。
ユーリ・オルロフ(S級・ロシア)——巨人型モンスターに捕食され死亡(132話)。
S級ハンターの死が連鎖する展開は、読者に絶望感を与えた。
右京将人(S級)——旬との交戦で敗北し死亡(147話)。
人間同士の戦いもこの作品の重要な要素だ。
強さランキング
作中の強さを整理すると、頂点に立つのは影の君主として覚醒した水篠旬だ。
次いで破壊の君主アンタレス(竜帝)、旬の父・水篠潤一郎、影の兵士ベリオンが続く。
S級ハンターの中では後藤清臣や向坂雫が上位に位置するが、君主クラスとの間には圧倒的な壁がある。

S級でも君主には勝てない……その絶望感がこの作品のリアリティだよな。
俺だけレベルアップな件 最終話ネタバレ|水篠旬の「リセット」という決断
ここから先は最終話のネタバレを含む。未読の人は注意してほしい。
最終話の結末
物語の最終局面、水篠旬は影の君主として破壊の君主アンタレス(竜帝)と激突する。
壮絶な戦いの末、支配者と呼ばれる神のような存在の軍団が現れ、アンタレスは討たれる。
水篠旬は「再生の杯」を使い、10年前に時間を巻き戻すことを選んだ。
戦争で失われた全ての命を救うために。
さらに旬は、君主たちを新しい時間軸に送り込まず、自分だけが「次元の隙間」で27年間にわたり君主を始末し続ける道を選ぶ。
誰の記憶にも残らない、孤独な戦いだ。全てを終えた旬は、ゲートもモンスターも存在しない平和な世界に帰還する。
支配者からは別の世界への誘いもあったが、旬はそれを断った。
愛してくれる人たちと過ごすことを選び、物語は幕を閉じる。
外伝では旬と向坂雫が結婚し、息子・水篠護が生まれたことが描かれている。
なお、アニメSeason 3については2026年3月時点で公式発表はない。
ただし原作ストックは十分にあり、A-1 Picturesの制作体制も継続中のため、今後の発表に期待したい。
自己犠牲というテーマ
もし自分だったらどんな決断をしたか。
最終話を観た後、俺はずっとそれを考えていた。
最終回の決断は、水篠旬が今まで経験したことの集大成だ。
最弱から最強へ駆け上がり、仲間を得て、失い、そして世界を背負う。
その全てを経た上での「リセット」という選択には、ただ強いだけのキャラクターには出せない重みがある。
水篠旬の最終回の決断は人間的成長が凝縮されている。

27年間、誰にも知られずに戦い続ける。それでも守りたいものがあった。この決断の重さは、観た人間にしか分からない。
俺だけレベルアップな件が「2025年ナンバーワン」だった理由|「守るために切り捨てる」
「守るために切り捨てる」
守るために切り捨てる。
俺は妻と出会ってから、悪友や人生に悪影響を及ぼす人との付き合いをやめた。
距離を置き、豊かな家庭が育める環境に専念するようにした。
旬は世界を守るために個人の幸福をリセットした。
俺は家庭を守るために悪影響のある人間関係を整理した。
規模は違うが「大切なものを守るために何かを手放す」という構造は同じだ。
「守るために何かを手放す」——この構造が分かる人間には刺さる。
「こうだったらもっと面白かった」
あえて言うなら、ラスボスが旬と同じチートキャラで闇堕ちした存在との決戦でも面白かったかもしれない。
「もうひとりの自分」との戦いになれば、自己犠牲のテーマがさらに深まった可能性はある。

それはそれで観たかったかも! でも今のラストも十分すぎるくらい刺さったよ。
よくある質問(FAQ)
まとめ|「守るために切り捨てる」作品が2025年ナンバーワンだった
俺だけレベルアップな件は打ち切りではない。原作Web小説は完結済み、漫画版は全179話で完結、DUBU氏は最後まで描き切っている。
「打ち切り」という言葉だけが一人歩きしているのが現状だ。
この作品が他のレベルアップ系と決定的に違うのは、「守るために切り捨てる」という構造が物語の核に据えられていることだ。
水篠旬は世界を救うために、自分の記憶も、仲間との絆も、全てをリセットした。27年間の孤独な戦いを経て、ようやく平和な世界に辿り着いた。
俺自身も、妻と出会ってから大切なものを守るために不要な関係を手放した経験がある。
だからこそ水篠旬の決断が他人事に思えなかった。規模は全く違う。
だが「何かを守るために、何かを切り捨てる」という決断の重さは同じだ。
バトルアクションの緊張感、シナリオの壮大さ、そして自己犠牲というテーマ。
2025年に触れた全ての作品の中で、俺だけレベルアップな件がナンバーワンだった。その評価は今も変わらない。
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Season 1・2を観て「守るために切り捨てる」とはどういうことか、自分の目で確かめてほしい。



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